じんの読書ノート

まぁ、とりあえず本でも読みましょうか。

【94-1】工藤 かずや&浦沢 直樹『パイナップルARMY 1』

パイナップルARMY (Operation 1) (小学館文庫)

パイナップルARMY (Operation 1) (小学館文庫)

傭兵として世界各地で戦ってきたジェド・豪士。戦闘インストラクターとなった今でも、彼の周りには戦いが絶えない…。単なる戦闘ものではなく、戦争が残した傷あとにも注目したヒューマン・アクション。

  

 元傭兵のジェド・豪士。数々の戦場でその名を轟かせてきた伝説の兵士。今の彼の職業は戦闘インストラクター。自分は戦わない、ただ依頼人を戦闘のプロに仕上げるだけと言いつつも当然、結構危険な目に遭っている。戦場を生き抜いてきた彼の血が心を沸き立たせるのかもしれませんね。この作品にはジェド・豪士以外にも魅力的なキャラクターがたくさん登場するので、それも人気の理由でしょう。内容はかなりハードボイルドに仕上がっています。

「誰にだって命より大切なものはある‼︎」(p.24)