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じんの読書ノート

まぁ、とりあえず本でも読みましょうか。

【93】ピエール・ルメートル『その女アレックス』

その女アレックス (文春文庫)

その女アレックス (文春文庫)

 

おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが…しかし、ここまでは序章にすぎない。孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。イギリス推理作家協会賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)

 

 なんてったってアレックスです。あれだけのことをしておきながら、拉致されたあげくに涙声で「なぜわたしなの?」はないでしょう。それに、ネズミを利用してロープを切るなんて!なんて頭がいいんでしょう!古典的にもほどがあります。それにしてもアレックスの生命力はハンパないっす。残虐性もハンパないっす。これも『復讐』のなせる業なのですね。では、なぜヤツを殺さなかったのか?さすがアレックス、クレイジーです。この本の評価が高いのが最大のミステリーです。