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じんの読書ノート

まぁ、とりあえず本でも読みましょうか。

【65】舞城 王太郎『煙か土か食い物』

煙か土か食い物 (講談社ノベルス)

煙か土か食い物 (講談社ノベルス)

腕利きの救命外科医・奈津川四郎に凶報が届く。連続主婦殴打生き埋め事件の被害者におふくろが?ヘイヘイヘイ、復讐は俺に任せろマザファッカー!故郷に戻った四郎を待つ血と暴力に彩られた凄絶なドラマ。破格の物語世界とスピード感あふれる文体で著者が衝撃デビューを飾った第19回メフィスト賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)

     因果応報。悲劇の歴史は繰り返されるわけです。血は争えないが、血で血を洗う争いは絶え間なく続くのです。これからも、ずっと。だって、人間なんだもの。(みつを風)
「生きてても虚しいわ。どんな偉いもんになってもどんなたくさんお金儲けても、人間死んだら煙か土か食い物や。火に焼かれて煙になるか、地に埋められて土んなるか、下手したらケモノに食べられてまうんやで」(p.172)