じんの読書ノート

まぁ、とりあえず本でも読みましょうか。

【113-5】柳本 光晴『響 〜小説家になる方法 5』

響?小説家になる方法?(5) (ビッグコミックス)

15歳の天才女子高生は世界を変えるか!?

弱冠15歳、デビュー作品にして、史上初の芥川賞&直木賞のWノミネートという快挙を成し遂げた、鮎喰響。
世間が大きく騒ぎ、文学界が慌てふためく中でも、あくまで自分の生きる態度は変わらない響。 そんな中、運命の受賞作発表の日がやってくる......!!!

 

「全然うごかない。」

「まあ動物園の動物はそんなもんだよ。」

「パンダってなんて鳴くの?」

「えーと、『メェー』だって、ヤギみたいだな。」

「めー。」

「・・・」

「めえー、めえぇー。」

「・・・」

「おい。」

「!」

「わあ!こっち向いた!」

「かわいー!」(p.147)