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じんの読書ノート

まぁ、とりあえず本でも読みましょうか。

【104】湊 かなえ『告白』

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラーが遂に文庫化!“特別収録”中島哲也監督インタビュー『「告白」映画化によせて』。(「BOOK」データベースより)

愛する娘を殺された母の復讐は、一度は夫に阻止されたが、別の形でそれぞれ果たされた。復讐は復讐を生むだろう。繰り返される悪夢。百歩譲って少年Aがたとえ更生しても死んでいった人間は戻らない。

所詮、大人は大人のものさしでしか、子供の世界をはかることができないのだ。(p.209)