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じんの読書ノート

まぁ、とりあえず本でも読みましょうか。

【66】パトリック・ジュースキント『香水』

香水―ある人殺しの物語 (文春文庫)

香水―ある人殺しの物語 (文春文庫)

18世紀のパリ。孤児のグルヌイユは生まれながらに図抜けた嗅覚を与えられていた。真の闇夜でさえ匂いで自在に歩める。異才はやがて香水調合師としてパリ中を陶然とさせる。さらなる芳香を求めた男は、ある日、処女の体臭に我を忘れる。この匂いをわがものに…欲望のほむらが燃えあがる。稀代の“匂いの魔術師”をめぐる大奇譚。 (「BOOK」データベースより)

 生まれ落とされた時から彼は全く「におい」のない人間だった。

 その代償として神がかりの嗅覚を持って生まれた。

 神から与えられたその武器を手に彼は香水調合師として欲望の赴くままに生きる。

 「奇跡の香り」に出会い、歓喜し、苦悩し、征服する。

 香りの魔力で人間の心を操り破滅する一人の男の一生を描いた作品。

 読了後は自分の体臭が気になるはず。