じんの読書ノート

まぁ、とりあえず本でも読みましょうか。

【58】伊東 潤『天地雷動』

天地雷動 (単行本)

天地雷動 (単行本)

最強武田軍vs信長・秀吉・家康連合軍!戦国の世の大転換点となった長篠の戦い。天下を狙う武将たちは何を思い、合戦へと突き進んだのか。熱き人間ドラマと壮絶な合戦を描く、待望の長編歴史小説! (「BOOK」データベースより)

   僕がよく聴いてるポッドキャストの番組『学問ノススメ』で作者の伊東潤さんがゲストのときに紹介されていたのがこの作品。ずっと読みたいと思ってました。

   武田勝頼徳川家康豊臣秀吉・宮下帯刀の四人の視点から物語がテンポよく展開していく。史実は氷山の一角であって、その背景には様々なドラマが存在しているということを改めて思う。寄り道なしの一直線。闘う男たちの戦国エンターテイメント。この臨場感はまさに天地雷動。