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じんの読書ノート

まぁ、とりあえず本でも読みましょうか。

【39】逢坂 剛『百舌の叫ぶ夜』

能登半島の突端にある孤狼岬で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって兄の新谷和彦であると確認された。東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生、倉木尚武警部の妻が巻きぞえとなり死亡。そして豊明興業のテロリストと思われる新谷を尾行していた明星美希部長刑事は…。錯綜した人間関係の中で巻き起こる男たちの宿命の対決。その背後に隠された恐るべき陰謀。迫真のサスペンス長編。 (「BOOK」データベースより)

期待以上の手に汗握るスリリングな展開に興奮する。おかげで本は汗で汚れちまったゼ。(←ハードボイルド風に)

ただ(気にせず読み進めていけばどうということはないが)場面ごとに時系列をずらして描かれているので(さっき殺された人間が次の場面に登場してきたりする←B級ホラーではない)、迷子にならないように頭の中で現在地を把握し「これは一旦おいといて」みたいに整理整頓していく必要がある。僕は少し混乱した。(←村上春樹風に)

公安警察のトップ官僚が暴力団や政治家と裏で繋がっていて・・・おまけに主人公の奥さんとも繋がっていて・・・ゆくゆくは警視総監を目指して・・・まぁ最後は百舌に殺されますけど・・・。